ホルミシスとの出会い
私が放射線科医になったのは1972 年です。当時は、「放射線被ばくは怖い」「放射線は少しでも浴びないほうがいい」と教えられていました。
・1997年、私は「国際放射線防護委員会」(ICRP)の委員になってから改めて放射線の影響について深く勉強し考えるほど、何だかおかしいと思うようになりました。
・1982年、低線量の放射線は人体には有益であると発表したのがラッキー博士です。 私は、放射線に関して調べていくうちに「放射線を浴びると免疫力が低下する」「がんの原因になり得る」といわれるのは高線量の放射線で、低線量の被ばくでは、その反対に免疫力が強くなることがわかりました。それが「低線量放射線ホルミシス」との出会いです。
低線量の放射線が体にいいという理由は、主に五つあります。
1.低線量の放射線を浴び続けると活性酸素を処理する能力が高まります。
2.傷ついたDNAに対する修復酵素が活性化し、DNA修復能力が高くなります。
3.P53というがん抑制遺伝子が低線量放射線によって活性化します。
4.低線量放射線が免疫システム(制御性T 細胞)を活性化します。
5.ミトコンドリアを活性化させます。
私はこのような「ホルミシス効果」をがんの予防はもちろん、健康維持・増進、アンチエイジングにもっと活用すべきだと思っています。 ご質問等ありましたらいつでもお答えいたします。
プロフィール
1946年 兵庫県生まれ
1971年 大阪大学医学部医学科卒
1995年~ 大阪大学医学部教授(放射線医学講座)
1997年~ 国際放射線防護委員会(ICRP)第3委員会委員
1999年 大阪大学大学院医学系研究科教授に移行
2006年 日本IVR学会(第34回)会長
2007年 日本医学放射線学会(第66回)会長
2009年 大阪大学名誉教授
2009年~ 医療法人「友紘会」彩都友紘会病院長
2014年 一般社団法人日本放射線ホルミシス協会理事長兼会長
2018年 関西ハイパーサーミア研究会代表世話人
2019年 一般社団法人老化制御医学会理事長
2023年~ 医療放射線防護連絡協議会総務理事

「ホルミシス療法」で楽しい人生を!
医学博士




